“One Addiction”(by Jin Akanishi, 赤西 仁、2017)の歌詞を抜粋し、日常にも使えそうな英語表現やスラングをまとめます。
歌詞和訳はわたし個人の解釈によるものですのでご了承ください。
また、アメリカで生活してあらためて感じた日本のことについても記載します。
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Broken arrow
Fly among the stars below
I’d scale the highest mountains
Just to be in your light
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One Addiction
- Words by Jin Akanishi, Dr.Swing, Toma, A-dream, Josh Keibo, Yousuke
- 「Blessèd」(2017年)より引用
傷つけられた強い意志は
星たちを下に眺めながら飛んでゆく
一番高い山だってよじ登れそう
ただあなたの光の中にいたいがために
※ I’d △△ = I would △△(原型), I had △△(過去分詞) (,まれに I should △△)
→“I’d love to go!”: ぜひ行きたいな(行きたいです)!(would)
→“I’d like to change my seat.”: 席を変えていただけたらと思うのですが。(would)
→“I’d like (to have) a strong coffee.”: 濃いめのコーヒーをください。(would)
→“I’d been to the US 3 times.”: アメリカには3回行ったことがあるよ。(had)
→“You’d better clean your room.”: 部屋を掃除した方がいいよ。(had better ≒ should)
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So let it control
We have no enemies
Nothin’ huntin’
Let it control
We here from zero
Don’t need a hero
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One Addiction
- Words by Jin Akanishi, Dr.Swing, Toma, A-dream, Josh Keibo, Yousuke
- 「Blessèd」(2017年)より引用
だから、自分の気持ちを落ち着かせて
もう敵なんていない
狩るべきものなんてない
自分の気持ちを落ち着かせて
俺たちはゼロからここまで来たんだ
万人から好かれて尊敬されるヒーローなんて、要らないんだ
※ let ◯◯ △△ : ◯◯に△△させる
→“Let it go.”: それ(心)を行かせて。= 自分の心を解放して。
→“Let me know.”: 教えて〜。
→“Let me think about it.”: ちょっと考えさせて。= “I’ll think about it.”
→“Let me help(/serve)!”: わたしにお手伝い(/料理を取り分け)させて!= お手伝いする(料理を取り分ける)わ!(※“Please leave it to me!”: わたしに任せて!)(※”It’s on me.”: わたしのおごりよ。)
→“Let me see.”: わたしに考えさせて。= えっとね。
→“I won’t let you down!”: あなたをがっかりさせるようなことはしないよ!
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One kiss, make it
One kiss
One love
One kiss can’t kick that addiction
One addiction
One addiction
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One Addiction
- Words by Jin Akanishi, Dr.Swing, Toma, A-dream, Josh Keibo, Yousuke
- 「Blessèd」(2017年)より引用
ひとつのキスがそうさせた
ひとつのキスが
ひとつの愛が
一度キスしてしまったらそこから逃れられないんだ
それなしにはいられない
※ addiction: 中毒。(addict = 名詞、動詞)
→“There really is such a thing as Internet addiction.”: インターネット依存症って本当にあるみたいね。
→“He is a caffein(/an opera) addict.”: 彼はカフェイン中毒(/大のオペラファン)よ。
→“She became a drug addict.”: 彼女は薬物中毒になった。(※”drug dependence”: 薬物依存症)
→“I’m addicted to you.”: 君に夢中だよ。
※ kick: 基本的にはキックするイメージ。
→“Kicking smoking is not that easy.”: タバコを止めるのはそんなに簡単じゃない。(誘惑を蹴るイメージ。)
→“The medicine doesn’t kick in at all.”: あの薬は全然効かないわ。(風邪ウイルスを蹴るイメージ。)
→“I wanted to kick myself on the other day.”: この間は自分を蹴ってやりたかったよ。(自分自身に腹が立っている、後悔している、がっかりしている、歯がゆく感じている。)
→“If I fail the exam, my mother is going to kick me off(/out of) my home!: 試験に落ちたら、お母さんに家から追い出されちゃうわ!
→“This vodka has quite a kick in it.”: このウォッカはかなりぐっとくる。(パンチがある≒蹴るような衝撃。)
→“The Christmas party was kickin’!”: クリスマスパーティ楽しかったね!(胸が躍る、かなり楽しんだ様子)
※ kick it: まったり楽しむ。(スラング)
→“We can kick it there.”: そこならぶらぶら遊べるぜ。
→“I’m gonna kick it at my home.”: 家でのんびりしようかな。
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I’m free from all thats viscous
Wishes come though our nights
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One Addiction
- Words by Jin Akanishi, Dr.Swing, Toma, A-dream, Josh Keibo, Yousuke
- 「Blessèd」(2017年)より引用
すべての煩わしいしがらみから自由になって
ふたりで過ごす夜にも幸せがくる
※ I’m free from ◯◯ : ◯◯から解放される、自由になる
→“I’m free from 2PM to 6PM.”: 14時から18時まで空いてるよ。
→“I’m never free from worry about my son.”: 息子については心配・苦労が絶えないわ。
※ 和訳を一部、修正しました。(2020/06/12)
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ライブツアーも終盤ですね。今回は以前住んでいた家からとても近い会場もあったりしてうずうずしてしまいました。
アルバム“Blessèd”は特に、ヨガやジムやランニング中に聴くと捗る曲が集まっています。とても気持ちが上がる。
なかでも“Yesterday”は、お洒落でかわいい公式の歌詞動画もYouTubeで公開されています。
JIN AKANISHI 赤西 仁 - Yesterday (Official Lyric Video)
この動画には、シマリスよりもがっしりした体つきのりすが出てくるのですが、アメリカでは公園や道端など場所によってはすずめレベルでこのようなりすがいます。ロサンゼルスを観光したときや、いま住んでいるボルチモアでもよく見かけて、とても癒やされます。(なぜりすがそこら辺にいるのかは下記参照。)
www.gizmodo.jp
karapaia.com
また、“mountain”のあたりの歌詞は、わたしの中の究極無敵の金曜日ソング、“Fill Me Up”の歌詞にも似ている表現があるので、よかったら聴いてみてください。
Jin Akanishi 赤西仁 - Fill Me Up 【Teaser】
周りにたくさんのものや情報が溢れているなかで、大事なものを大事と言える強さってよいですね。
彼の歌詞に出てくる“control”は、“想像力や信念をしっかりと持った上で立ち振る舞う”というイメージがわたしの中にあります。“Wonder”(DVD「KAT-TUN LIVE Break the Records」,2009年)にも“take control”という表現がありますね。一方、“SUMMER LOVING”(2013年)や“PINKY”(DVD「Live of KAT-TUN “Real Face”」,2007年)の歌詞の“lose control”という表現は、お酒とか相手を好きすぎてとかで本能のまま衝動的に動く、というような印象があります。
最近の曲も昔の曲も、耳に馴染みつつ飽きさせないところがすきです。中毒性…
英語の歌詞だとより一層ストレートに思いの丈をぶちまけている風なところも、聴いていて気持ちがよいです。
osanpopenguin.hatenablog.com
osanpopenguin.hatenablog.com
「ヒーローは必要ない」という歌詞は、わかる人にわかってもらえたらそれでよいという彼のモットー(?)に通じるなにかがあるように思います。
以下は、最近わたしが感じた日本の立ち位置についてです。
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英語の勉強がてら映画やTVドラマをよく見るようになり、「能力の高いこどもや大人が試行錯誤しながらも巨悪ななにかと戦って結果として芸は身を助く」みたいなコンセプトのお話と(たまたまですが)続けて遭遇しています。
それで漠然と思ったのは、やっぱり「ガリ勉」と卑下する風潮とか、やれと言われてやる勉強、一律に足並みを揃えて学ぶ制度、優秀な人がブラック企業などに使い倒され転職のハードルも高いような状態は、本当に社会的損失が大きいよなあということです。なにかしらの強みがある人は飛び級でも授業料免除でも都市部でも地方でも海外でも転職でも、とにかく情報収集してよりよい環境をさくさく利用し先へ行き、夢中でやってるうちにいつの間にかさらに能力が磨かれて、大切なものの危機も守ることができるし楽しく暮らせます、というのを普段からなにげなく見ていた方がよい影響がありそうだなあということでした。なにが幸せかなんてもちろん人それぞれですが、AI化で職業形態も変わっていくなかで、芸や知識をつけることに対して将来の可能性がイメージしやすくてモチベーションになりやすそうだし、多様性・個性も育ちそう。
※飛び級その他
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